(株)アストロスケールホールディングス


サービス業・186A(新証券コード(ISIN)JP3119820003)

スペースデブリ除去や人工衛星寿命延長、点検・観測等の軌道上サービス事業

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会社HP等より引用
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1. 事業内容

株式会社アストロスケールホールディングスは、宇宙空間における軌道上サービスを提供する企業で、特に宇宙デブリの除去や衛星の寿命延長に力を入れています。主なサービスには、運用終了時の衛星のデブリ化防止を目的としたEOLサービス、既存デブリの除去を行うADRサービス、衛星の運用期間を延長するLEXサービス、故障機や物体の観測・点検を行うISSAサービスが含まれます。これらのサービスを通じて、宇宙の持続的利用と安全な航行を確保し、宇宙環境の保護に寄与することを目指しています。

2. 事業の特徴

  1. 先進的な技術開発
    アストロスケールは、非協力物体に対するランデブ・近傍運用(RPO)技術を自社開発し、世界初のデブリ除去実証衛星ELSA-dを打ち上げました。この技術により、宇宙デブリの捕獲や除去が可能となり、宇宙環境の持続可能性を高めることが期待されています。ELSA-dの成功は、今後の商業サービス展開に向けた重要なステップとなります。

  2. グローバルな展開
    当社は日本を拠点に、英国、米国、フランス、イスラエルなどに拠点を持ち、各地域の政府や宇宙機関との関係を深めています。これにより、各国の宇宙政策や法規制に対応しながら、国際的な事業機会を獲得することが可能です。特に、米国宇宙軍との契約や、EUのデブリ除去政策に基づくプロジェクトは、当社の成長を支える重要な要素です。

  3. 多様なサービス提供
    アストロスケールは、デブリ除去だけでなく、衛星の寿命延長や故障機の観測・点検など、多様なサービスを展開しています。これにより、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能となり、宇宙産業全体の持続可能性向上に寄与しています。特に、政府機関や民間企業との連携を強化し、受注の多様化を図っています。

3. 経営成績の推移とその要因の分析

株式会社アストロスケールホールディングスは、2020年から2023年にかけて連続して税引前当期損失を計上しています。2023年の税引前当期損失は約93億円に達し、主な要因は高額な研究開発費用と先行投資によるものです。売上収益は2020年の約84千円から2023年には約1,792千円に増加していますが、依然として損失が続いています。これは、宇宙デブリ除去技術の開発に長期的な投資が必要であり、収益化には時間がかかるためです。今後は、受注したプロジェクトの進捗により、収益の黒字化を目指す方針です。特に、政府機関や民間企業との契約が進展すれば、収益の向上が期待されます。

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時価総額 (百万円)
81,380
ディールサイズ (百万円)
17,949
売上高 (百万円)
1,793
経常利益 (百万円)
-9,314
当期純利益 (百万円)
-9,264
想定価格 (円)
720
PER (倍)
-
PBR (倍)
5.9倍
初値 (円)
1,281
+50.7%
市場
グロース
 

基本情報

会社名 (株)アストロスケールホールディングス
会社URL https://astroscale.com/ja/
銘柄コード 186A
業種・業態 サービス業
市場 東証グロース
会社設立日 2018/11/15
代表者名 代表取締役社長兼 CEO 岡田 光信
住所 〒130‐0013 東京都墨田区錦糸四丁目 17 番 1 号
監査法人 EY 新日本有限責任監査法人
主幹事証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、みずほ証券(株)
決算期 4月決算
オファリングフォーマット グローバルオファリング

スケジュール

①上場承認日
2024/05/01
720
②仮条件決定日
2024/05/20
750~850
③ブックビルディング期間
2024/05/20 〜 2024/05/24
④公募価格決定
2024/05/27
850
⑤上場日
2024/06/05

時価総額・公募・売出・オファリングレシオ

上場時時価総額
813.8億円
公募
159.6億円
売出 (OA含まず)
19.9億円
吸収金額 (OA含まず)
179.5億円
OAによる売出し金額
22.5億円
オファリングレシオ (OA含まず)
22.1%
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幹事証券会社

幹事取引参加者 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、みずほ証券(株)
元引受取引参加者等 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、 モルガン・スタンレーMUFG証券(株)、みずほ証券(株)、(株)SBI証券、野村證券(株)、SMBC日興証券(株)、楽天証券(株)、東海東京証券(株)、 岡三証券(株)、水戸証券(株)、松井証券(株)、マネックス証券(株)、 岩井コスモ証券(株)、あかつき証券(株)、東洋証券(株)、アイザワ証券(株)

監査報酬

監査公認会計士等に対する報酬

(N-2期)
監査報酬(千円)
(N-2期)
非監査報酬(千円)
(N-1期)
監査報酬(千円)
(N-1期)
非監査報酬(千円)
提出会社 50,400 12,600 43,000 12,000
連結子会社 - - - -
50,400 12,600 43,000 12,000
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監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬

(N-2期)
監査報酬(千円)
(N-2期)
非監査報酬(千円)
(N-1期)
監査報酬(千円)
(N-1期)
非監査報酬(千円)
提出会社 - - - -
連結子会社 19,556 3,195 29,740 6,596
- - - -
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財務関連

2023/42024/4
売上高(百万円)
9101,793
経常利益(百万円)
-5,563-9,314
当期純利益(百万円)
-5,484-9,264
純資産額(百万円)
--
自己資本比率
-37946.0%17204.0%
自己資本利益率
--
配当履歴なし
2020/42021/42022/42023/42024/4
売上高
(百万円)
-0007
経常利益
(百万円)
-57-496-1,249-5,467-9,351
当期純利益
(百万円)
-57-498-17,887-5,460-12,784
純資産額
(百万円)
22,08221,6279,21816,27213,744
一株あたりの純資産額
(円)
10,6629,685-18,284197-398
自己資本比率
99.8%99.8%99.3%91.0%67.5%
自己資本利益率
-0.3%-2.3%-194.0%-33.6%-93.0%
配当履歴なし