エレベーターコミュニケーションズ株式会社は、エレベーターやエスカレーターなどの昇降機のメンテナンスを専門とする企業です。2006年に設立され、全国に支店を展開し、点検、監視、保守、部品交換、リニューアルサービスを提供しています。顧客の安全・安心を最優先に、高品質なサービスをリーズナブルな価格で提供することをミッションとし、IT技術を活用した迅速な対応や災害時の柔軟なサービス展開を行っています。顧客ニーズに応じたサービスを提供し、業界内での競争力を高めています。
エレベーターコミュニケーションズは、独立系のメンテナンス専業会社として、メーカー系のメンテナンス会社と比較して開発及び製造コストの負担が少なく、リーズナブルな価格設定を実現しています。これにより、顧客は高品質なサービスを手頃な価格で受けることができ、競争原理が働きにくい業界においても選ばれる理由となっています。
当社は、三菱電機、日立製作所、東芝エレベータなど、国内主要メーカーの昇降機に対してオールマイティにメンテナンスサービスを提供しています。この対応力により、顧客は特定のメーカーに縛られることなく、柔軟な選択肢を持つことができ、顧客満足度の向上に寄与しています。
災害や故障等の緊急時には、IT技術を活用した迅速な対応を行っています。具体的には、QRコードを用いた「Qサポ」システムを導入し、利用者が直接技術員と連絡を取れる仕組みを整えています。このシステムにより、現地技術員の位置情報や到着時間をリアルタイムで把握でき、顧客の安心感を高めています。
エレベーターコミュニケーションズの経営成績は、2024年5月期において売上高3,291,243千円、営業利益140,186千円、当期純利益74,339千円と前年同期比でそれぞれ18.0%、89.7%、185.6%の増加を記録しました。この成長は、保守業務の契約台数が増加したことに加え、保全・リニューアル業務の売上が33.3%増加したことが大きな要因です。また、営業体制の強化や新規支店の開設により、迅速な故障対応が可能となり、顧客満足度が向上したことも寄与しています。さらに、経済活動の正常化に伴う需要の回復も影響しており、今後のリニューアル需要の増加が期待されています。
会社名 | エレベーターコミュニケーションズ |
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会社URL | https://www.evcom.co.jp/ |
銘柄コード | 353A |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 札幌証券取引所アンビシャス |
会社設立日 | 2006年2月 |
代表者名 | 代表取締役社長 薄田 章博 |
住所 | 東京都品川区南大井六丁目16番16号 鈴中ビル大森3階 |
監査法人 | 清友監査法人 |
推薦証券 | 東洋証券(株) |
決算期 | 5月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 東洋証券(株) |
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主幹事証券会社 | 東洋証券(株) |
元引受取引参加者等 | 東洋証券(株), (株)SBI証券, 北洋証券(株), 岡三証券(株), マネックス証券(株), 松井証券(株), あかつき証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 13,500 | - | 15,000 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 13,500 | - | 15,000 | - |
2020/5 | 2021/5 | 2022/5 | 2023/5 | 2024/5 | 2025/5 2Q | |
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売上高(百万円)
| 2,268 | 2,371 | 2,556 | 2,787 | 3,291 | 1,902 |
経常利益(百万円)
| 92 | 72 | -13 | 76 | 138 | 109 |
当期純利益(百万円)
| 25 | -23 | -24 | 26 | 74 | 68 |
純資産額(百万円)
| 51 | 27 | 3 | 29 | 103 | 172 |
一株あたりの純資産額 (円) | 1,034 | 548 | 33 | 29 | 107 | - |
自己資本比率
| 3.1% | 1.5% | 0.1% | 2.2% | 7.7% | - |
自己資本利益率
| 97.7% | -61.4% | -177.3% | 178.6% | 114.8% | - |