株式会社タカヨシは、地域の生産者や食品メーカーに新たな販路を提供するシェアショップ事業を展開しています。「わくわく広場」というブランド名で、全国に122店舗を展開し、新鮮な野菜や果実、弁当・惣菜、加工食品を販売しています。店舗の約80%はショッピングモール内に位置し、残りはロードサイド型の路面店です。タカヨシは地域経済の活性化を目指し、消費者に新鮮で地元の食品を提供することを重視しています。
タカヨシのシェアショップ事業は、地域の生産者が自らの商品を店舗に納品し、当社が売場管理やレジ業務を行うプラットフォーム型のビジネスモデルです。この仕組みにより、生産者は在庫リスクを負わずに販売機会を得ることができ、消費者には新鮮な地元の食品を提供することが可能です。地域の生産者と消費者をつなぐ役割を果たしています。
タカヨシは地域の生産者と密接に連携し、地元の特産品を取り扱うことで地域経済の活性化を図っています。店舗の約80%がショッピングモール内に出店しており、集客力のある立地を活かして地域の消費者に新鮮な食品を提供しています。また、地域のニーズに応じた商品ラインナップを展開することで、顧客満足度の向上を目指しています。
タカヨシは消化仕入方式を採用しており、生産者が設定した販売価格に基づいて商品を仕入れています。この方式により、在庫リスクを軽減し、流動資金を効率的に運用することが可能です。売上高の増加に伴い、営業利益も増加する傾向にあり、持続可能な事業運営を実現しています。
株式会社タカヨシの経営成績は、近年の流通総額の増加に伴い改善傾向にあります。2020年9月期の流通総額は16,089百万円で、前年同期比8.8%増加しました。この成長は、特に中食需要の高まりに対応した弁当や惣菜の販売強化に起因しています。また、登録生産者数も増加し、2021年6月時点で22,705件に達しました。これにより、店舗数も118店舗に増加し、地域密着型のビジネスモデルが功を奏しています。営業利益は414,116千円と前年同期比83.6%増加し、経常利益も391,728千円に達しました。これらの要因は、消化仕入方式の導入による在庫リスクの軽減と、地域の生産者との強固な関係構築によるものです。
会社名 | タカヨシ |
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会社URL | https://takayoshi-inc.com/ |
銘柄コード | 9259 |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 1970/12/24 |
代表者名 | 代表取締役社長 髙品 政明 |
住所 | 〒261‐8501 千葉県千葉市美浜区中瀬 1 丁目 3 番地 |
従業員数 | 86人 |
監査法人 | PwC京都監査法人 |
推薦証券 | 野村證券(株) |
決算期 | 9月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 野村證券(株) |
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主幹事証券会社 | 野村證券(株) |
元引受取引参加者等 | 野村證券(株), ちばぎん証券(株), (株)SBI証券, マネックス証券(株), 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 7,500 | - | 9,500 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 7,500 | - | 9,500 | - |
2017/9 | 2018/9 | 2019/9 | 2020/9 | 2021/9 | 2022/9 3Q | |
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売上高(百万円)
| 12,201 | 14,009 | 14,944 | 5,783 | 5,166 | 3,925 |
経常利益(百万円)
| 291 | 73 | 182 | 144 | 392 | 485 |
当期純利益(百万円)
| -1,614 | 50 | -68 | 145 | 284 | 335 |
純資産額(百万円)
| -932 | -919 | -986 | -845 | -559 | -224 |
一株あたりの純資産額 (円) | -2,168 | -2,137 | -2,292 | -196 | -130 | - |
自己資本比率
| -20.2% | -17.2% | -18.9% | -20.2% | -13.0% | - |
自己資本利益率
| - | - | - | - | - | - |