株式会社アースインフィニティは、エネルギーサービスを提供する企業で、主に電力とガスの小売事業を展開しています。2002年に設立され、省電力機器の販売からスタートし、2016年に小売電気事業に参入しました。特別高圧から低圧までの電力供給を行い、中小企業や一般家庭をターゲットにしています。2019年にはガス小売事業にも進出し、電力とガスのセット販売を行うことで顧客の利便性を高め、持続可能なエネルギーサービスを提供しています。2020年7月期の売上高は36億6,395万5,000円に達し、成長を続けています。
アースインフィニティは、中小企業や一般家庭をターゲットにした営業戦略を採用しています。この中間層は、電気料金が低く利益幅が小さい一般家庭とは異なり、より高い利益率を確保できるため、安定した収益基盤を築くことが可能です。顧客との直接的な接触を重視し、信頼関係を構築することで、長期的な契約を獲得しています。
2019年にガス小売事業に参入したアースインフィニティは、電力とガスをセットで販売することで、顧客に対する競争力を高めています。この戦略により、顧客は一括でエネルギーサービスを受けることができ、利便性が向上します。また、セット販売によるコスト削減の提案を行うことで、顧客のニーズに応えています。
アースインフィニティは、電子機器事業で培った営業ノウハウをエネルギー事業に活かしています。特に、電子ブレーカーの販売を通じて得た顧客との関係構築や提案力を活用し、エネルギーサービスの営業活動を展開しています。このように、異なる事業間でのシナジーを生み出すことで、営業効果を最大化しています。
株式会社アースインフィニティの経営成績は、近年顕著な成長を示しています。2020年7月期の売上高は36億6,395万5,000円で、前期比39.6%増を達成しました。特にエネルギー事業が好調で、売上高は34億9,256万6,000円、営業利益は7億2,664万8,000円と大幅な増加を記録しました。この成長の要因は、中間層をターゲットにした営業戦略の成功と、ガス小売事業への参入による新たな収益源の確保です。また、電子機器事業から得た営業ノウハウをエネルギー事業に活用することで、効率的な営業活動を実現し、顧客獲得に成功しています。今後も市場環境の変化に柔軟に対応し、さらなる成長を目指すことが期待されます。
会社名 | アースインフィニティ |
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会社URL | https://www.earth-infinity.co.jp |
銘柄コード | 7692 |
業種・業態 | 小売業 |
市場 | JASDAQ(スタンダード) |
会社設立日 | 2002-07-18 |
代表者名 | 代表取締役社長 濵田 幸一 |
住所 | 大阪府大阪市北区堂島浜二丁目2番28号 |
従業員数 | 45人 |
監査法人 | 仰星監査法人 |
推薦証券 | みずほ証券(株) |
決算期 | 7月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | みずほ証券(株) |
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主幹事証券会社 | みずほ証券(株) |
元引受取引参加者等 | みずほ証券(株), (株)SBI証券, 丸三証券(株), 岡三証券(株), マネックス証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 7,388 | 2,600 | 7,392 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 7,388 | 2,600 | 7,392 | - |
2016/7 | 2017/7 | 2018/7 | 2019/7 | 2020/7 | 2021/7 3Q | |
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売上高(百万円)
| 585 | 653 | 1,363 | 2,482 | 3,465 | 2,817 |
経常利益(百万円)
| 25 | 5 | 61 | 101 | 230 | 434 |
当期純利益(百万円)
| 24 | 15 | 38 | 65 | 167 | 304 |
純資産額(百万円)
| 26 | 41 | 81 | 146 | 312 | 615 |
一株あたりの純資産額 (円) | 13,332 | 20,845 | 81 | 49 | 105 | - |
自己資本比率
| 13.4% | 16.6% | 14.8% | 17.4% | 27.1% | - |
自己資本利益率
| 168.7% | 44.0% | 62.6% | 57.0% | 72.8% | - |