株式会社JDSCは、データサイエンスとAIを駆使したソリューションを提供する企業で、「UPGRADE JAPAN」をミッションに掲げています。主に、需要予測やマーケティング最適化、データ基盤構築などのAI関連サービスを展開し、大手企業を中心とした顧客に対して産業共通の課題解決に取り組んでいます。共同研究開発を通じてAIアルゴリズムを強化し、持続的な収益を確保しつつ、社会的な課題解決にも貢献しています。
JDSCは、東京大学の教授陣との連携を活かし、最先端のAI技術を活用しています。データサイエンス部門の技術者が多く、AIアルゴリズムの開発に注力することで、業界内での競争力を高めています。顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能な体制を整え、高精度なソリューションを提供しています。
JDSCは、単一企業の課題解決に留まらず、産業全体の共通課題に対してAIソリューションを提供しています。複数の顧客からのデータを活用し、アルゴリズムの精度を向上させることで、SDGsの達成にも寄与しています。このアプローチは、競合企業との差別化要因となっています。
JDSCのビジネスモデルは、フロー型(非継続)とストック型(継続)の収益を組み合わせています。初期導入フェーズでは課題特定や戦略策定の支援を通じて収益を得ており、導入後は運用保守料やサービス利用料などのストック型収益が発生します。この収益構造により、安定したキャッシュフローを確保し、持続的な成長を支えています。
2021年6月期において、JDSCは売上高1,089,424千円を達成し、前期比111.3%の増加を記録しました。この成長は、大型案件の継続や新規顧客の獲得、AIソリューションの本格導入によるものです。継続顧客の割合が73%に上昇し、顧客満足度が高まったことも要因です。売上原価は507,028千円と増加しましたが、売上高の増加により営業利益は38,935千円に転じ、経常利益も27,825千円を達成しました。これにより、創業以来初の黒字化を達成し、事業の成長基盤が確立されました。今後も積極的な人材採用と研究開発を進め、持続的な成長を目指します。
会社名 | JDSC |
---|---|
会社URL | http://jdsc.ai/ |
銘柄コード | 4418 |
業種・業態 | 情報・通信業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 2018/7/23 |
代表者名 | 代表取締役社長 加藤 聡志 |
住所 | 〒113‐0033 東京都文京区本郷二丁目 38 番 16 号 JEI 本郷ビル 8 階 |
従業員数 | 52人 |
監査法人 | 有限責任監査法人トーマツ |
推薦証券 | 大和証券(株) |
決算期 | 6月決算 |
オファリングフォーマット | 旧臨時報告書方式 |
推薦証券会社 | 大和証券(株) |
---|---|
主幹事証券会社 | 大和証券(株), (株)SBI証券 |
元引受取引参加者等 | 大和証券(株), (株)SBI証券, SMBC日興証券(株), みずほ証券(株), 野村證券(株), 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株), マネックス証券(株), いちよし証券(株), 岩井コスモ証券(株), 岡三証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
---|---|---|---|---|
提出会社 | 10,000 | 2,000 | 12,000 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 10,000 | 2,000 | 12,000 | - |
2017/6 | 2018/6 | 2019/6 | 2020/6 | 2021/6 | 2022/6 1Q | |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円)
| - | - | 119 | 516 | 1,089 | 316 |
経常利益(百万円)
| - | - | -12 | -82 | 28 | 51 |
当期純利益(百万円)
| - | - | -8 | -86 | 28 | 42 |
純資産額(百万円)
| - | - | 294 | 385 | 3,052 | 3,095 |
一株あたりの純資産額 (円) | - | - | -624 | 12 | 16 | - |
自己資本比率
| - | - | 92.1% | 82.1% | 95.7% | - |
自己資本利益率
| - | - | - | - | 1.6% | - |