株式会社Enjinは、中小企業や医療機関向けにPR支援サービスを提供する企業です。主なサービスには、法人向けPR支援、医療機関向けPR支援、メディアマッチングサービス「メディチョク」、決裁者アポイントマッチングサービス「アポチョク」が含まれます。これらのサービスを通じて、顧客が効果的に情報を発信し、ブランド力や認知度を向上させることを支援しています。Enjinは、顧客とメディア、決裁者を直接つなぐプラットフォームを構築し、PR業界に新たな価値を提供しています。
Enjinは、顧客が希望するメディアへの露出を獲得した場合にのみ料金が発生する成功報酬型ビジネスモデルを採用しています。このモデルにより、顧客はリスクを抑えつつ、効果的なPR活動を行うことが可能です。従来のリテーナー契約に比べ、コスト効率が良く、顧客のニーズに応じた柔軟な対応ができる点が強みです。
「メディチョク」や「アポチョク」といったプラットフォームサービスを通じて、顧客とメディア、決裁者を直接つなぐ仕組みを構築しています。これにより、従来のPR業務にかかる手間を軽減し、顧客が自ら情報発信を行うことができる環境を提供しています。特に、中小企業や医療機関にとって、手軽にPR活動を行える機会を創出しています。
Enjinは、幅広い業界に対するPRのノウハウを活かし、地域に根ざしたサービスを展開しています。例えば、北海道での成功モデルを沖縄でも展開するなど、地域特性に応じたPR戦略を実施しています。これにより、顧客の多様なニーズに応えつつ、全国規模でのサービス提供が可能となっています。
2020年5月期の売上高は1,528,948千円で、前年同期比22.2%増を達成しました。営業利益は302,936千円で、前年同期比96.2%増、経常利益は309,693千円で97.5%増と、いずれも大きな成長を見せました。これらの成長は、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート利用の増加によるものであり、特にPRの重要性が高まる中で、顧客ニーズに応じたサービスの提供が評価されました。さらに、コスト管理の徹底により売上原価率を前年並みに維持できたことも、利益の増加に寄与しました。オンラインプラットフォームの活用が、顧客との接点を増やし、収益基盤を強化する要因となりました。
会社名 | Enjin |
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会社URL | https://www.y-enjin.co.jp/ |
銘柄コード | 7370 |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 2007/3/6 |
代表者名 | 代表取締役社長 本田 幸大 |
住所 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田一丁目 11 番 4 号大阪駅前第 4 ビル9F 923-470(同所は登記上の本店所在地で、実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。) |
従業員数 | 107人 |
監査法人 | PwC京都監査法人 |
推薦証券 | みずほ証券(株) |
決算期 | 5月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | みずほ証券(株) |
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主幹事証券会社 | みずほ証券(株) |
元引受取引参加者等 | みずほ証券(株), (株)SBI証券, 楽天証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 10,000 | 1,000 | 13,000 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 10,000 | 1,000 | 13,000 | - |
2016/5 | 2017/5 | 2018/5 | 2019/5 | 2020/5 | 2021/5 3Q | |
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売上高(百万円)
| 677 | 684 | 865 | 1,252 | 1,529 | 1,547 |
経常利益(百万円)
| 38 | -1 | -3 | 157 | 310 | 415 |
当期純利益(百万円)
| 23 | -12 | -8 | 92 | 300 | 271 |
純資産額(百万円)
| 438 | 426 | 418 | 510 | 810 | 1,081 |
一株あたりの純資産額 (円) | 729,714 | 710,042 | 696,983 | 85 | 135 | - |
自己資本比率
| 48.2% | 49.0% | 53.0% | 48.9% | 55.6% | - |
自己資本利益率
| 5.5% | - | - | 19.8% | 45.5% | - |