電気機器・285A(新証券コード(ISIN)JP3236330001)
メモリ及び SSD 等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会 社の経営戦略策定及び管理
電気機器・285A(新証券コード(ISIN)JP3236330001)
メモリ及び SSD 等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会 社の経営戦略策定及び管理
キオクシアホールディングス株式会社は、フラッシュメモリおよび関連製品の研究開発、製造、販売を行う企業であり、特にNAND型フラッシュメモリにおいて国際的に認知されています。主な製品には、SSD(ソリッドステートドライブ)、スマートデバイス向けの組み込みメモリ、SDメモリカード、USBメモリが含まれます。データセンターやエンタープライズ市場における高性能SSDの需要が高まる中、キオクシアは最先端技術を駆使し、業界のリーダーとしての地位を確立しています。
技術革新
キオクシアは1987年に世界初のNAND型フラッシュメモリを発明し、その後も技術革新を続けています。特に、BiCS FLASH™技術を用いた高密度メモリの開発に注力しており、最新の第8世代BiCS FLASH™は、CBA(CMOS直接結合アレイ)技術とOPS(On Pitch SGD)技術を採用し、高性能化とコスト効率を実現しています。この技術革新により、競争力のある製品を市場に提供し続けています。
グローバルな生産体制
キオクシアは、四日市工場と北上工場を中心にフラッシュメモリの生産を行っており、最新の自動化技術を導入しています。Western Digitalグループとの製造合弁契約により、資源を共有し、スケールメリットを享受しています。この柔軟な生産体制により、世界的な需要に応じた効率的な生産を実現しています。
市場の多様性と成長機会
キオクシアはデータセンター、スマートフォン、PCなど多様な市場に製品を提供しています。特に、AI技術の進展に伴い、データセンター向けのSSD需要が急増しており、当社はこの成長機会を捉え、エンタープライズ市場におけるシェア拡大を目指しています。スマートデバイス向けのメモリ製品も重要な市場であり、今後の成長が期待されています。
キオクシアの経営成績は、過去数年間で大きな変動を見せています。2022年3月期の売上収益は1,526,495百万円でしたが、2023年3月期には1,282,101百万円に減少し、2024年3月期にはさらに1,076,584百万円に落ち込みました。この減少は、フラッシュメモリ市場の需要低迷や顧客の在庫調整によるもので、特に2022年後半からの需給バランスの悪化が影響しています。営業利益は216,228百万円から赤字に転落し、2024年3月期には△252,698百万円となりました。販売価格の大幅な下落や生産コストの増加が寄与しています。しかし、AI関連市場の成長やデータセンター向け需要の回復が期待されており、今後は戦略的な製品投入が求められています。
会社名 | キオクシアホールディングス(株) |
---|---|
会社URL | https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/top.html |
銘柄コード | 285A |
業種・業態 | 電気機器 |
市場 | 東証プライム |
会社設立日 | 2019 年 3 月 1 日 |
代表者名 | 代表取締役社長 早坂 伸夫 |
住所 | 〒108‐0023 東京都港区芝浦三丁目 1 番 21 号 |
監査法人 | PwC Japan 有限責任監査法人 |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱、野村證券㈱ |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | グローバルオファリング |
幹事取引参加者 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱、野村證券㈱ |
---|---|
元引受取引参加者等 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱、 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱、野村證券㈱、BofA 証券㈱、 SMBC日興証券㈱、みずほ証券㈱、大和証券㈱、㈱SBI証券、 楽天証券㈱、松井証券㈱、マネックス証券㈱ |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
---|---|---|---|---|
提出会社 | 178,000 | 1,000 | 169,000 | - |
連結子会社 | 78,000 | - | 77,000 | - |
計 | 256,000 | 1,000 | 246,000 | - |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
---|---|---|---|---|
提出会社 | - | 236,000 | - | 65,000 |
連結子会社 | 142,000 | 21,000 | 172,000 | 26,000 |
計 | - | 257,000 | - | 91,000 |
2022/3 | 2023/3 | 2024/3 | |
---|---|---|---|
売上高(百万円)
| 1,526,495 | 1,282,101 | 1,076,584 |
経常利益(百万円)
| 154,356 | -186,443 | -343,330 |
当期純利益(百万円)
| 105,921 | -138,141 | -243,728 |
純資産額(百万円)
| - | - | - |
自己資本比率
| 25.9% | 22.1% | 15.7% |
自己資本利益率
| 14.3% | -19.0% | -44.0% |
2020/3 | 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 | |
---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 7,638 | 5,409 | 6,048 | 5,625 | 6,417 |
経常利益 (百万円) | -2,990 | 1,542 | 1,474 | 1,224 | 1,169 |
当期純利益 (百万円) | 10,015 | 967 | 950 | 611 | 892 |
純資産額 (百万円) | 1,175,171 | 1,176,384 | 1,164,491 | 1,152,166 | 1,153,019 |
一株あたりの純資産額 (円) | 101,419 | 1,667 | 1,644 | 1,645 | 1,620 |
自己資本比率
| 56.5% | 56.2% | 58.0% | 61.3% | 61.6% |
自己資本利益率
| 0.9% | 0.1% | 0.1% | 0.1% | 0.1% |