株式会社ASNOVAは、1977年に設立された建設仮設業界の企業で、主にクサビ緊結式足場を中心とした仮設機材のレンタルおよび販売を行っています。全国に展開する機材センターを通じて、工事業者に対してワンストップサービスを提供し、顧客のニーズに応えています。また、足場架払工事の受注も行い、顧客の現場での施工をサポートしています。近年は中古機材の取り扱いを拡充し、安定した収益基盤を築いています。
ASNOVAは、仮設機材のレンタルから販売、足場架払工事までを一貫して提供するワンストップサービスを展開しています。これにより、顧客は複数の業者とやり取りする手間を省き、効率的に必要なサービスを受けることができます。全国に展開する機材センターを活用し、迅速な対応が可能で、顧客満足度の向上に寄与しています。
当社は、クサビ緊結式足場に特化したレンタルサービスを提供しています。この足場は、施工費用が比較的安く、保管・運搬・施工効率が良いという特長があります。市場の需要に応じて、足場の種類や数量を柔軟に調整できる体制を整えており、顧客の多様なニーズに応えています。
近年、ASNOVAはレンタル用機材の更新需要に応じて、中古機材の販売を開始しました。これにより、顧客は新たな機材を購入する際のコストを抑えることができ、当社にとっても新たな収益源となっています。中古機材の販売は、顧客のニーズに応じた柔軟な提案を行うことで、さらなる顧客満足度の向上を目指しています。
株式会社ASNOVAの経営成績は、2021年3月期において売上高2,241百万円を記録し、前期比17.7%の減少となりました。この減少の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による工事の延期や中止であり、特に民間設備投資の低調が影響しました。レンタル売上が低迷したことに加え、レンタル機材投資の抑制や新規機材センターの開設見送りも売上の減少に寄与しました。経常利益は11百万円となり、前年の236百万円から大幅に減少しましたが、足場資材の売却益が寄与し、経常利益を確保しました。今後の回復には、公共投資の堅調な推移を活かし、顧客満足度の向上に努めることが重要です。
会社名 | ASNOVA |
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会社URL | https://www.asnova.co.jp/ |
銘柄コード | 9223 |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証グロース |
会社設立日 | 2013/12/24 |
代表者名 | 代表取締役社長 上田 桂司 |
住所 | 〒453‐6126 名古屋市中村区平池町四丁目 60 番地の 12 グローバルゲート 26 階 |
従業員数 | 89人 |
監査法人 | 有限責任監査法人トーマツ |
推薦証券 | 東海東京証券(株) |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 東海東京証券(株) |
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主幹事証券会社 | 東海東京証券(株) |
元引受取引参加者等 | 東海東京証券(株), SMBC日興証券(株), (株)SBI証券, 丸三証券(株), マネックス証券(株), 松井証券(株), 水戸証券(株), 岡三証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 18,000 | 2,000 | 18,000 | 6,000 |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 18,000 | 2,000 | 18,000 | 6,000 |
2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 3Q | |
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売上高(百万円)
| 1,756 | 1,911 | 2,133 | 2,724 | 2,242 | 2,064 |
経常利益(百万円)
| 266 | 86 | 184 | 283 | 12 | 240 |
当期純利益(百万円)
| 176 | 152 | 62 | 266 | 16 | 178 |
純資産額(百万円)
| 1,685 | 1,843 | 1,914 | 2,180 | 2,196 | 2,374 |
一株あたりの純資産額 (円) | 37,436 | 40,793 | 42,137 | 1,600 | 1,611 | - |
自己資本比率
| 30.5% | 36.1% | 33.8% | 35.8% | 42.5% | - |
自己資本利益率
| 11.3% | 8.6% | 3.3% | 13.0% | 0.7% | - |