株式会社エータイは、寺院コンサルティング事業を主軸に、永代供養墓の建立とその募集代行業務を展開しています。永代供養墓は、少子高齢化や核家族化が進む中で需要が高まっており、後継者がいない利用者に対して寺院が永代にわたり供養・管理を行う新しい形のお墓です。当社は寺院との提携を通じて、墓地の利用者と寺院の課題を解決し、「お墓といえばエータイ」としてのブランド確立を目指しています。
エータイは、永代供養墓の運営に必要な業務をワンストップで提供しています。具体的には、墓地の企画提案から建立、利用者の募集までの一連のプロセスをサポート。これにより、寺院は初期投資を抑えつつ、容易に永代供養墓の運営を開始でき、参入障壁が低くなります。
当社は、地域に特化したマーケティング戦略を駆使して集客を行い、高い手数料率を確保しています。さらに、永代供養墓の運営費用を当社が負担することで、寺院の負担を軽減し、持続的な収益性を実現しています。この効率化により、寺院とのWin-Winの関係を築いています。
エータイは、少子高齢化や核家族化による墓地の承継者不足という社会的課題に対応しています。永代供養墓は、後継者がいない利用者にとっても利用しやすい選択肢であり、墓地の利用を促進します。寺院にとっても新たな収益源となるため、双方にメリットを提供しています。
2024年8月期の売上高は2,376,316千円で、前期比23.2%の増加を記録しました。この成長は、新規契約寺院の開苑や既存寺院におけるマーケティング施策の改善によるものです。特に、2023年9月から2024年7月にかけて9寺院での募集代行を開始し、個別墓や樹木葬の販売が好調でした。営業利益は506,141千円(前期比24.3%増)、経常利益は507,517千円(前期比24.6%増)と、利益率も回復傾向にあります。長期前払費用の償却や人件費の増加が影響しつつも、収益性の改善が全体の成長を支えています。これにより、持続的な成長が期待されます。
会社名 | エータイ |
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会社URL | https://a-tie.co.jp/ |
銘柄コード | 369A |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証グロース |
会社設立日 | 2004-10-07 |
代表者名 | 代表取締役社長 樺山 玄基 |
住所 | 東京都千代田区神田錦町三丁目21番地 |
監査法人 | 和泉監査法人 |
推薦証券 | 大和証券(株) |
決算期 | 8月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 大和証券(株) |
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主幹事証券会社 | 大和証券(株) |
元引受取引参加者等 | 大和証券(株), (株)SBI証券, 楽天証券(株), 岩井コスモ証券(株), 岡三証券(株), 松井証券(株), 丸三証券(株), あかつき証券(株), 水戸証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 12,000 | 5,500 | 13,000 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 12,000 | 5,500 | 13,000 | - |
2020/8 | 2021/8 | 2022/8 | 2023/8 | 2024/8 | 2025/8 2Q | |
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売上高(百万円)
| 1,587 | 1,815 | 1,783 | 1,929 | 2,376 | 1,400 |
経常利益(百万円)
| 500 | 528 | 413 | 407 | 508 | 414 |
当期純利益(百万円)
| 368 | 365 | 276 | 276 | 297 | 289 |
純資産額(百万円)
| 1,322 | 1,687 | 1,963 | 2,239 | 2,537 | 2,705 |
一株あたりの純資産額 (円) | 661 | 422 | 491 | 560 | 634 | - |
自己資本比率
| 71.7% | 74.8% | 79.6% | 84.3% | 77.5% | - |
自己資本利益率
| 32.3% | 24.3% | 15.1% | 13.1% | 12.5% | - |