株式会社フォーラムエンジニアリングは、1981年に設立されたエンジニア派遣サービスを主業務とする企業です。主に機電系エンジニアを対象に、設計・開発、実験・評価、生産技術、品質保証などの職種に技術社員を派遣しています。2020年1月時点で、1,429事業所に4,352名の技術社員を派遣しており、エンジニアのスキルを最大限に発揮できる環境を提供することを目指しています。また、エンジニア紹介やAIを活用したマッチングプラットフォーム「コグナビ」を通じて、エンジニアと企業のニーズを結びつけるサービスも展開しています。
フォーラムエンジニアリングは、機電系エンジニアに特化した派遣サービスを提供しており、顧客企業のニーズに応じた技術社員を派遣しています。特定の企業や案件に依存せず、幅広い取引先から受注を獲得しているため、安定した売上基盤を確保しています。2019年3月期の売上高は34,591,165千円で、エンジニア派遣サービスが主な収益源となっています。
当社は、人工知能(AI)を活用したマッチングシステム「コグナビ」を導入しており、エンジニアのスキルと顧客企業のニーズを効率的に結びつけることが可能です。このシステムにより、エンジニアのスキルを数値化し、客観的なマッチングを実現しています。これにより、エンジニアと企業双方にとって納得感の高いマッチングを提供し、業務の効率化を図っています。
フォーラムエンジニアリングは、エンジニア派遣だけでなく、エンジニア紹介や新卒紹介サービスも展開しています。特に「コグナビ 転職」や「コグナビ 新卒」は、エンジニアと企業のマッチングを促進し、理工系学生の就職支援を行っています。これにより、エンジニア人材の確保に貢献し、持続的な成長を目指しています。
2019年3月期の売上高は34,591,165千円で、前年同期比0.3%の増加を記録しました。営業利益は6,423,325千円、経常利益は6,341,824千円と、いずれも前年同期を上回りました。これらの成長は、契約単価の上昇に起因していますが、稼働エンジニア数の減少が影響を及ぼしました。特に、エンジニア派遣サービスにおいては、労働力人口の減少やエンジニアの確保が難しい状況が続いており、今後の人材確保が重要な課題となっています。また、AIを活用したマッチングシステムの導入により、業務効率化とエンジニアの稼働率向上を図る取り組みが進められています。
会社名 | フォーラムエンジニアリング |
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会社URL | https://www.forumeng.co.jp/ |
銘柄コード | 7088 |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証第一部 |
会社設立日 | 1981-04-17 |
代表者名 | 代表取締役社長 佐藤 勉 |
住所 | 東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 |
従業員数 | 5,059人 |
監査法人 | 有限責任あずさ監査法人 |
推薦証券 | 野村證券(株) |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | グローバルオファリング |
推薦証券会社 | 野村證券(株) |
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主幹事証券会社 | 野村證券(株) |
元引受取引参加者等 | 野村證券(株), みずほ証券(株), (株)SBI証券 |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 30,000 | 6,000 | 42,333 | 4,000 |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 30,000 | 6,000 | 42,333 | 4,000 |
2015/3 | 2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | |
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売上高(百万円)
| 30,652 | 31,928 | 33,442 | 34,496 | 34,591 |
経常利益(百万円)
| 3,324 | 3,893 | 5,234 | 6,182 | 6,342 |
当期純利益(百万円)
| 2,482 | -304 | 3,402 | 4,034 | 4,233 |
純資産額(百万円)
| 7,229 | 6,031 | 8,556 | 10,811 | 12,913 |
一株あたりの純資産額 (円) | 81,445 | 67,944 | 96,394 | 406 | 485 |
自己資本比率
| 53.2% | 40.5% | 53.6% | 67.1% | 72.2% |
自己資本利益率
| 33.2% | - | 46.6% | 41.7% | 35.7% |