株式会社GSIは、システム開発事業を中心に展開する企業で、ITエンジニアの派遣契約、準委任契約、請負契約を通じて、顧客企業に対して高品質なシステム開発や運用保守を提供しています。顧客は製造業やサービス業など多岐にわたり、特定の業種に依存せず、幅広い業種にサービスを展開しています。独自のフレームワークを用いた開発手法を採用し、ニアショア拠点を活用することで、効率的な開発体制を構築し、競争力を高めています。
GSIは、情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業、電気・ガス・熱供給・水道業など、多様な業種の顧客に対してシステム開発を行っています。この多様性により、特定の企業や案件に依存することなく、安定した受注を確保しています。顧客のニーズに応じた柔軟な対応が可能であり、これが競争優位性の一因となっています。
GSIは、優秀なITエンジニアの採用と育成に注力しており、新卒採用やリファラル採用を通じて人材を確保しています。また、ニアショア拠点を設けることで、地域に根ざした人材確保を実現し、開発コストの削減を図っています。これにより、顧客の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応できる体制を整えています。
GSIは、独自のフレームワークを用いて高効率なシステム開発を実現しています。要件定義から設計、開発、運用保守まで、一貫したプロセスを通じて高品質なサービスを提供しています。また、各地のニアショア拠点を活用することで、開発の効率性を向上させ、顧客企業の要望に柔軟に応えることが可能です。このような体制が、顧客満足度の向上につながっています。
株式会社GSIの経営成績は、近年のIT投資の増加に伴い、売上高が着実に成長しています。2022年3月期の売上高は3,380,370千円で、前年度比12.8%の増加を記録しました。営業利益も446,117千円と、前年同期比で2.7%の増加を見せましたが、経常利益は442,037千円と若干の減少を示しました。この減少は、保有金融商品の評価損が影響したためです。特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)やテレワークの普及により、システム開発の需要が高まっており、これが売上成長の主要因となっています。また、顧客企業との関係維持や新規顧客の開拓に注力した結果、安定した受注を確保し、今後の成長が期待されます。
会社名 | GSI |
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会社URL | https://glue-si.com/ |
銘柄コード | 5579 |
業種・業態 | 情報・通信業 |
市場 | 札証 |
会社設立日 | 2004年10月5日 |
代表者名 | 代表取締役社長 小沢 隆徳 |
住所 | 北海道札幌市北区北七条西一丁目1番地2(同所は登記上の本店所在地で実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。) |
従業員数 | 429人 |
監査法人 | 三優監査法人 |
推薦証券 | 岡三証券(株) |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 岡三証券(株) |
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主幹事証券会社 | 岡三証券(株) |
元引受取引参加者等 | 岡三証券(株), (株)SBI証券, 北洋証券(株), アイザワ証券(株), あかつき証券(株), Jトラストグローバル証券(株), 東洋証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 10,000 | - | 11,000 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 10,000 | - | 11,000 | - |
2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 3Q | |
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売上高(百万円)
| 1,009 | 1,916 | 2,532 | 2,997 | 3,380 | 2,697 |
経常利益(百万円)
| 74 | 162 | 389 | 454 | 442 | 323 |
当期純利益(百万円)
| 34 | 136 | 244 | 314 | 303 | 222 |
純資産額(百万円)
| 457 | 589 | 812 | 1,081 | 1,304 | 1,442 |
一株あたりの純資産額 (円) | 54,050 | 69,628 | 96,043 | 639 | 767 | - |
自己資本比率
| 41.9% | 42.4% | 57.1% | 58.4% | 58.5% | - |
自己資本利益率
| 7.7% | 26.0% | 34.8% | 33.1% | 25.4% | - |