株式会社サイバーセキュリティクラウドは、クラウド型WAF(Web Application Firewall)「攻撃遮断くん」とAWS WAFのルール自動運用サービス「WafCharm」を中心に、Webセキュリティ事業を展開しています。企業のインターネットサービスの安全性を確保するため、サイバー攻撃からの防御を目的としたサービスを提供し、特に中小企業向けのセキュリティ対策を強化しています。顧客のニーズに応じた柔軟なサービスを提供し、安心安全なサイバー空間の実現を目指しています。
「攻撃遮断くん」は、Webアプリケーションに対するサイバー攻撃をリアルタイムで検知・遮断するクラウド型のセキュリティサービスです。自社開発・運用により、迅速な脆弱性対応が可能で、導入の手軽さと大企業へのサービス提供実績が強みです。日本国内のクラウド型WAF市場において累計導入社数・導入サイト数がNo.1となっており、特に中小企業からの支持を得ています。
「WafCharm」は、AWS WAFを利用する顧客に対し、攻撃パターンをAIによって学習し、ルールを自動運用するサービスです。これにより、顧客は専門知識がなくても最適なセキュリティルールを簡単に設定でき、運用の手間を大幅に軽減できます。新たな脆弱性への対応も自動でアップデートされ、セキュアなWebサイトの運用が可能となります。
当社の主要サービスはサブスクリプション(月額課金)型モデルであり、顧客が継続的にサービスを利用することを前提としています。このモデルにより、安定したストック収益を確保し、顧客満足度を高めるために、エンジニアとサポートが一丸となってサービスの品質向上に努めています。低い解約率(1.1%)を維持し、顧客基盤の拡大を目指しています。
2018年の売上高は488,838千円で、前年度比197.9%の増加を記録しました。特に「攻撃遮断くん」の売上高は前期比193.6%の増加を達成し、月額課金額の増加が寄与しました。営業損失は29,091千円と改善され、経常損失は27,525千円となりました。要因としては、クラウド型WAFの機能強化や新機能の開発、広告宣伝活動の強化が挙げられます。2019年には「WafCharm」の導入企業数が堅調に推移し、AWS WAFのManaged Rulesの販売開始も業績を押し上げました。これらの取り組みにより、顧客からの問い合わせや相談件数が増加し、事業の成長を支えています。
会社名 | サイバーセキュリティクラウド |
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会社URL | https://www.cscloud.co.jp/ |
銘柄コード | 4493 |
業種・業態 | 情報・通信業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 2010-08-11 |
代表者名 | 代表取締役社長 大野 暉 |
住所 | 東京都渋谷区東三丁目9番19号 |
従業員数 | 27人 |
監査法人 | 三優監査法人 |
推薦証券 | (株)SBI証券 |
決算期 | 12月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | (株)SBI証券 |
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主幹事証券会社 | (株)SBI証券 |
元引受取引参加者等 | (株)SBI証券, 大和証券(株), みずほ証券(株), SMBC日興証券(株), あかつき証券(株), 岩井コスモ証券(株), エース証券(株), 岡三証券(株), 香川証券(株), 楽天証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | - | - | - | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | - | - | - | - |
2015/12 | 2016/12 | 2017/12 | 2018/12 | 2019/12 | |
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売上高(百万円)
| 29 | 69 | 67 | 247 | 489 |
経常利益(百万円)
| -27 | -87 | -40 | -47 | -28 |
当期純利益(百万円)
| -27 | -87 | -40 | -52 | -28 |
純資産額(百万円)
| -39 | -20 | -59 | 84 | 56 |
一株あたりの純資産額 (円) | -22,705 | -9,491 | -28,110 | 38 | 25 |
自己資本比率
| -195.7% | -37.7% | -135.4% | 52.1% | 19.5% |
自己資本利益率
| - | - | - | - | - |