株式会社交換できるくんは、住宅設備機器の交換工事を主な事業とするeコマース企業です。顧客はWebサイト「交換できるくん」を通じて、故障や劣化に伴う住宅設備機器の交換を依頼できます。工事は専門の技術者が行い、大規模なリフォームは行わず、特化したサービスを提供しています。透明性のある料金体系を採用し、顧客に安心感を提供することで、年間3万件を超える工事実績を誇ります。全ての工程をオンラインで完結させることで、効率的なサービスを実現しています。
(1) ITを駆使したインターネット完結型ビジネスモデル
当社は、見積り依頼から受注、工事日程の調整までを全てオンラインで行うビジネスモデルを採用しています。このシステムにより、営業工数を大幅に削減し、低価格でのサービス提供が可能となります。顧客は手軽にサービスを利用でき、利便性が向上することで、リピート率も高まっています。
(2) 透明性のある料金体系
「見積り額=お支払総額」という明確な料金体系を提示し、顧客の不安を払拭しています。過去3万件以上の工事件数を基に適正価格を算出し、透明性を持たせることで顧客の信頼を獲得しています。この透明性が、顧客満足度の向上に寄与しています。
(3) 集客力の強化
当社はSEO対策やインターネット広告を駆使し、Webマーケティングに力を入れています。コンテンツ力を強化することでサイト流入が増加し、見積り依頼数が増える好循環を生み出しています。これにより、新規顧客の獲得が進み、業績の向上に寄与しています。
2020年3月期の売上高は4,008,308千円、営業利益は160,337千円で、前年同期比でそれぞれ17.0%増加しました。この成長は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、住宅設備機器の交換需要が堅調であったことに起因しています。特に、オンラインサービスの需要が高まり、非対面でのサービス提供が顧客の安心感を高めました。また、SEO対策やWebマーケティング施策の強化により、工事件数が増加し、業績に寄与しました。第23期第2四半期累計期間でも、売上高2,182,022千円を達成し、引き続き成長を維持しています。
会社名 | 交換できるくん |
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会社URL | https://www.dekirukun.co.jp/co/ |
銘柄コード | 7695 |
業種・業態 | 小売業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 1998-11-13 |
代表者名 | 代表取締役社長 栗原 将 |
住所 | 〒150‐0011 東京都渋谷区東一丁目 26 番 20 号 |
従業員数 | 77人 |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
推薦証券 | (株)SBI証券 |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | (株)SBI証券 |
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主幹事証券会社 | (株)SBI証券 |
元引受取引参加者等 | (株)SBI証券, SMBC日興証券(株), 楽天証券(株), エース証券(株), 東洋証券(株), 極東証券(株), エイチ・エス証券(株), 岩井コスモ証券(株), 藍澤證券(株), むさし証券(株), 水戸証券(株), あかつき証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 14,000 | - | 18,700 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 14,000 | - | 18,700 | - |
2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 2Q | |
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売上高(百万円)
| 2,911 | 3,411 | 3,534 | 3,427 | 4,008 | 2,182 |
経常利益(百万円)
| 178 | 189 | 98 | -81 | 172 | 124 |
当期純利益(百万円)
| 118 | -83 | 68 | -136 | 134 | 96 |
純資産額(百万円)
| 240 | 157 | 291 | 155 | 288 | 385 |
一株あたりの純資産額 (円) | 1,199,313 | 782,967 | 1,404,116 | 75 | 139 | - |
自己資本比率
| 23.4% | 14.5% | 30.1% | 20.8% | 33.7% | - |
自己資本利益率
| 65.0% | - | 30.2% | - | 60.2% | - |