株式会社ココペリは、中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」を提供するBtoB・SaaS企業です。地域金融機関と連携し、金融機関の顧客である中小企業に対して、ビジネスマッチングやAIを活用した企業評価、士業相談などのサービスを展開しています。これにより、中小企業の経営効率を向上させ、地域経済の発展に寄与することを目指しています。ココペリは、テクノロジーを駆使して中小企業の成長を支援することを使命としています。
地域金融機関との連携: ココペリは全国の地域金融機関とパートナーシップを結び、各金融機関を通じて中小企業にサービスを提供しています。この連携により、地域金融機関の顧客基盤を活用し、効率的に中小企業にアプローチすることが可能です。金融機関との信頼関係を基にしたサービス提供は、中小企業が安心して利用できる環境を整えています。
AIモジュール「FAI」の活用: ココペリは、金融機関が保有するビッグデータを活用したAIモジュール「FAI」を開発しています。このモジュールは、企業評価や融資判定、資金ニーズ予測などの経営支援機能を提供し、中小企業の経営課題をデータに基づいて解決することを目指しています。AI技術の導入により、迅速かつ的確なサービス提供が実現されています。
サブスクリプション型の収益モデル: ココペリの収益は、地域金融機関からの初期導入費用や月額運用・保守費用で構成されています。このサブスクリプション型モデルにより、安定した収益基盤を確保し、顧客数の増加に伴って収益が拡大する仕組みを構築しています。顧客の解約率も低く、長期的な関係構築が可能です。
株式会社ココペリの経営成績は、2019年3月期の売上高413,671千円から2020年3月期には123.3%増の413,671千円に達しました。営業損失は21,240千円に改善され、経常損失も21,462千円と前期の98,664千円から大幅に減少しました。この成長は、地域金融機関との提携強化や「Big Advance」の機能拡充による新規顧客の獲得に起因しています。特に、会員企業数は12,792社に増加し、解約率も1.74%と低水準を維持しました。2020年4月から9月の第14期第2四半期では、売上高388,172千円を計上し、営業利益46,377千円を達成しました。これにより、ココペリは安定した収益基盤を築きつつあり、今後の成長が期待されます。
会社名 | ココペリ |
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会社URL | https://www.kokopelli-inc.com/ |
銘柄コード | 4167 |
業種・業態 | 情報・通信業 |
市場 | 東証マザーズ |
会社設立日 | 2007-06-11 |
代表者名 | 代表取締役 CEO 近藤 繁 |
住所 | 〒102‐0084 東京都千代田区二番町 8 番地 3 二番町大沼ビル 4 階 |
従業員数 | 29人 |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
推薦証券 | 大和証券(株) |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 大和証券(株) |
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主幹事証券会社 | 大和証券(株) |
元引受取引参加者等 | 大和証券(株), (株)SBI証券, 丸三証券(株), マネックス証券(株), 松井証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 10,000 | 1,000 | 16,500 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 10,000 | 1,000 | 16,500 | - |
2016/3 | 2017/3 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 2Q | |
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売上高(百万円)
| 59 | 69 | 106 | 185 | 414 | 388 |
経常利益(百万円)
| -22 | -53 | -64 | -99 | -21 | 46 |
当期純利益(百万円)
| -22 | -53 | -64 | -99 | -22 | 40 |
純資産額(百万円)
| 9 | 57 | 196 | 127 | 245 | 685 |
一株あたりの純資産額 (円) | 15,387 | -736 | -1,706 | -47 | -52 | - |
自己資本比率
| 28.3% | 65.4% | 83.5% | 71.9% | 69.4% | - |
自己資本利益率
| - | - | - | - | - | - |