株式会社ナルネットコミュニケーションズは、自動車関連のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)事業を展開しています。主に法人向けにオートリース企業や一般法人に対して、車両管理やメンテナンス管理業務を受託し、効率的なサービスを提供しています。具体的には、法人向けリース車両のメンテナンス受託サービスや個人向けのマイカーリースサポート(MLS)事業を行い、顧客の多様なニーズに応えています。これにより、安定した収益基盤を構築し、持続的な成長を目指しています。
ナルネットコミュニケーションズは、法人向けリース車両のメンテナンス受託サービスを主力事業としており、長期契約に基づく収益モデルを採用しています。2023年3月末時点で管理台数は166,395台に達し、ストック収益は4,575百万円に上ります。この安定性は、顧客との信頼関係の構築と長期契約によるものです。
当社はメンテナンス受託事業に加え、MLS事業やBPOサービスを展開し、顧客の多様なニーズに応えています。具体的には、データ管理サービスやタイヤ保管サービス、納税管理サービスなどを提供し、顧客基盤の拡大と収益の多様化を図っています。この多様性により、競争力を強化し、収益源を広げています。
業務効率化を図るため、ITシステムへの投資を強化しています。新基幹システムの開発を進め、顧客へのサービス提供をより効率的に行うことが可能となります。これにより、業務の柔軟性を高め、顧客満足度の向上を目指しています。また、ITシステムの高度化は競争力の強化にも寄与しています。
2023年3月期の経営成績は、売上高7,027百万円、営業利益514百万円、経常利益492百万円、当期純利益622百万円となりました。特にメンテナンス受託事業が堅調に推移し、管理台数の増加が収益の安定に寄与しました。新型コロナウイルスの影響からの回復に伴い、法人向けリース市場が拡大し、受注も増加しました。さらに、BPOサービスの多様化が新たな収益源となり、全体の業績を押し上げました。今後も顧客ニーズに応じたサービスの拡充とITシステムの高度化を進めることで、持続的な成長を目指しています。
会社名 | ナルネットコミュニケーションズ |
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会社URL | https://www.nal-mt.co.jp/ |
銘柄コード | 5870 |
業種・業態 | サービス業 |
市場 | 東証グロース |
会社設立日 | 2019/7/18 |
代表者名 | 代表取締役社長 鈴木 隆志 |
住所 | 〒486‐0852 愛知県春日井市下市場町五丁目 1 番地 16 |
従業員数 | 97人 |
監査法人 | 太陽有限責任監査法人 |
推薦証券 | みずほ証券(株) |
決算期 | 3月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | みずほ証券(株) |
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主幹事証券会社 | みずほ証券(株) |
元引受取引参加者等 | みずほ証券(株), 安藤証券(株), 岩井コスモ証券(株), 岡三証券(株), (株)SBI証券, 東海東京証券(株), 野村證券(株), 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 9,500 | 2,800 | 13,500 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 9,500 | 2,800 | 13,500 | - |
2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 2Q | |
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売上高(百万円)
| - | - | - | - | 7,028 | 3,676 |
経常利益(百万円)
| - | -171 | -69 | -73 | 492 | 326 |
当期純利益(百万円)
| - | -172 | -71 | -107 | 622 | 194 |
純資産額(百万円)
| - | 2,466 | 2,395 | 2,288 | 2,911 | 3,105 |
一株あたりの純資産額 (円) | - | 46,735 | 45,391 | 434 | 552 | - |
自己資本比率
| - | 38.4% | 37.6% | 36.0% | 30.3% | - |
自己資本利益率
| - | - | - | - | 23.9% | - |