NE株式会社は、イーコマース市場において成長を続ける企業で、主にEC事業者向けのクラウド型システム「ネクストエンジン」を提供しています。このシステムは、ネットショップの受注処理や在庫管理を自動化し、複数のECモールのデータを一元管理することを可能にします。また、コンサルティング事業を通じて、EC事業者の成長を支援するサービスを展開しており、ふるさと納税支援サービスや伝統工芸品のEC販売事業も行っています。これにより、当社は多様な顧客ニーズに応え、持続的な成長を目指しています。
ネクストエンジンは、EC事業者向けに特化したクラウド型システムで、受注処理や在庫管理を自動化する機能を提供しています。これにより、複数のネットショップを運営する事業者は、業務の効率化を図ることができ、時間とコストの削減が実現します。さらに、ユーザーのニーズに応じたアプリケーションの追加が可能で、柔軟なカスタマイズができる点も大きな魅力です。
当社のコンサルティング事業では、ネクストエンジンの利用者に対して、受注処理や在庫管理に関するノウハウを提供し、売上支援を行っています。顧客の業務運営に基づいたデータ分析を通じて、個別の課題に対応した提案を行い、顧客企業の成長を促進します。このように、データに基づく具体的な支援が特徴であり、顧客満足度の向上に寄与しています。
ロカルコ事業では、地方自治体向けのふるさと納税支援サービスや伝統工芸品のEC販売を行っています。特に、ふるさと納税支援サービスは、地方自治体の寄附受付から返礼品発送までの業務を効率化し、地域活性化に寄与しています。また、伝統工芸品の販売を通じて、日本文化の発信にも力を入れており、地域経済の活性化に貢献しています。
2025年4月期の経営成績は、売上高3,925,256千円で前年同期比4.2%の増加を記録しました。この成長は、EC市場への消費回帰が影響し、主力のネクストエンジン事業が好調に推移したことが要因です。特に、ARPU(1契約あたりの売上)が向上し、契約社数も増加したことが寄与しました。一方で、コンサルティング事業は新商材の販売が好調だったものの、全体の売上高は前年同期比で減少しました。また、ロカルコ事業も前年同期比で増加したものの、ふるさと納税制度変更の影響を受けたため、業績には波がありました。全体として、経済環境の変化に柔軟に対応し、各事業の強化を図ることで、持続的な成長を目指しています。
会社名 | NE |
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会社URL | https://ne-inc.jp |
銘柄コード | 441A |
業種・業態 | 情報・通信業 |
市場 | 東証グロース |
会社設立日 | 2022-05-02 |
代表者名 | 代表取締役社長CEO 比護 則良 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目2番3号 |
従業員数 | 128人 |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
推薦証券 | みずほ証券(株) |
決算期 | 4月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | みずほ証券(株) |
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主幹事証券会社 | みずほ証券(株) |
元引受取引参加者等 | みずほ証券(株), (株)SBI証券, 楽天証券(株) |
(N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | (N期) 監査報酬(千円) | (N期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 21,000 | 3,000 | 32,870 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 21,000 | 3,000 | 32,870 | - |
2021/4 | 2022/4 | 2023/4 | 2024/4 | 2025/4 | |
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売上高(百万円)
| - | - | 2,537 | 3,768 | 3,925 |
経常利益(百万円)
| - | - | 1,063 | 1,588 | 1,525 |
当期純利益(百万円)
| - | - | 538 | 1,033 | 940 |
純資産額(百万円)
| - | - | 2,017 | 2,888 | 3,518 |
一株あたりの純資産額 (円) | - | - | 504 | 180 | 220 |
自己資本比率
| - | - | 69.6% | 78.2% | 83.3% |
自己資本利益率
| - | - | 30.8% | 42.1% | 29.4% |