株式会社魁力屋は、主に「京都北白川ラーメン」を提供する飲食事業を展開しており、2023年9月末現在で全国に130店舗を展開しています。直営店102店舗、独立店24店舗、フランチャイズ加盟店4店舗を含む店舗は、郊外のロードサイドや商業施設内に位置し、高品質なラーメンを提供することを目指しています。ラーメン以外にも、から揚げ専門店など多様な業態を展開し、顧客のニーズに応えています。
魁力屋の主力商品である「京都背脂醤油ラーメン」は、醤油と鶏ガラスープをベースに豚の背脂を使用した独自のスープが特徴です。このラーメンは「あっさりしていてコクがある、飽きの来ない、ちょっと懐かしい」というコンセプトで、多くの顧客に支持されています。トッピングには半熟玉子や九条ねぎを使用し、さらなる味わいの深さを提供しています。
魁力屋は、直営店を中心にフランチャイズ展開を進めており、地域に応じた出店戦略を採用しています。特に関東、東海、関西の三大都市圏を中心に店舗を展開し、地域の嗜好に合わせたメニューを提供することで、顧客のニーズに応えています。2023年には九州エリアへの初出店も果たし、さらなる市場拡大を目指しています。
魁力屋は顧客サービスの向上を重視し、従業員には「店舗理念」と「基本コンセプト」を浸透させるための教育を行っています。「挨拶」と「掃除」を基本とし、地域一番店を目指す姿勢が顧客満足度を高めています。また、タッチパネル式のセルフオーダーシステムを導入し、利便性を向上させ、顧客の来店頻度を増加させる施策を実施しています。
株式会社魁力屋の経営成績は、2022年の売上高が8,815,645千円で前年同期比24.4%増加し、営業利益は380,974千円に達しました。経常利益は642,184千円、当期純利益は314,204千円と、いずれも前年を上回る結果となりました。この成長は、行動制限の解除による客足の回復や価格改定による売上増加が大きな要因です。また、期間限定商品の販売や「創業感謝祭」などのプロモーション活動も効果を上げ、顧客の来店頻度を向上させました。2023年第3四半期の売上高は7,760,377千円に達し、経常利益は607,153千円と、引き続き堅調な業績を維持しています。
会社名 | 魁力屋 |
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会社URL | https://www.kairikiya.co.jp/ |
銘柄コード | 5891 |
業種・業態 | 小売業 |
市場 | 東証スタンダード |
会社設立日 | 2003/2/25 |
代表者名 | 代表取締役社長 藤田 宗 |
住所 | 〒604-8152 京都市中京区烏丸通錦小路上る手洗水町 670 番地 |
従業員数 | 300人 |
監査法人 | 太陽有限責任監査法人 |
推薦証券 | 大和証券(株) |
決算期 | 12月決算 |
オファリングフォーマット | 国内オファリング |
推薦証券会社 | 大和証券(株) |
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主幹事証券会社 | 大和証券(株) |
元引受取引参加者等 | 大和証券(株), 野村證券(株), (株)SBI証券, みずほ証券(株), 西村証券(株), 楽天証券(株) |
(N-2期) 監査報酬(千円) | (N-2期) 非監査報酬(千円) | (N-1期) 監査報酬(千円) | (N-1期) 非監査報酬(千円) | |
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提出会社 | 10,800 | - | 14,500 | - |
連結子会社 | - | - | - | - |
計 | 10,800 | - | 14,500 | - |
2018/12 | 2019/12 | 2020/12 | 2021/12 | 2022/12 | 2023/12 3Q | |
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売上高(百万円)
| 6,884 | 7,118 | 6,942 | 7,086 | 8,816 | 7,760 |
経常利益(百万円)
| 404 | 318 | 186 | 490 | 642 | 607 |
当期純利益(百万円)
| 105 | 28 | 133 | 234 | 314 | 387 |
純資産額(百万円)
| 1,755 | 1,783 | 1,916 | 2,150 | 2,464 | 2,851 |
一株あたりの純資産額 (円) | 409 | 416 | 447 | 501 | 574 | - |
自己資本比率
| 43.1% | 43.0% | 43.6% | 44.6% | 44.4% | - |
自己資本利益率
| 6.2% | 1.6% | 7.2% | 11.5% | 13.6% | - |